[日記] 北海道で働いている夢

雪深いあの土地で、働かなくちゃと、友達や家族に囲まれている夢をみた。たくさんの夢をみた。こんな私の心のうちを、彼らに言うつもりは無い。もし、今死んでしまったら、どの私が残ってしまうんだろう。

前の恋人に、「あまり手を繋がないでね」なんて言われる夢をみた。自分からの警告なのかな。なさけねぇな。依存するどころか、心も伴っていない束の間の悪戯みたいなものだから、手なんて繋いでも繋がなくても意味が無いし、繋いでも無い。前の恋人は別れるだけの理由を今も持ち備えていて、あぁ、だから嫌だったんだなぁ、だから別れたんだよな、と再認識するだけ。あんな人をあんなでっかい会社に雇ってて良いの?なんて疑問も持ったりするけれど、それはうちの会社も同じこと。

彼は以前よりもその輝きを失い、年を取っている。・・・私は?私は一体今どうなっているんだろう。たまらなく大人に見えていた当時よりも、今の彼は、霞んで見える。東京に生きる人たちの疲れ?快活だった、いい加減で無神経な彼は、今はその無神経さだけを残し、すっかり日常に霞んでしまっている。